【2020年6月最新】見つかる!ソーシャルレンディング徹底比較

ソーシャルレンディング投資を始めたくても、一体どのソーシャルレンディング会社で運用すればいいのか分からない人もいるのではないでしょうか?

ソーシャルレンディング会社によって、特徴・利回り・運用期間などの違いがあります。

この記事では、以下について詳しく説明していきます。

・ソーシャルレンディングを比較するポイント
・おすすめのソーシャルレンディング会社
・ソーシャルレンディングと似ている不動産投資クラウドファンディング

この記事を読みおわる頃には、ソーシャルレンディングや不動産投資クラウドファンディングの仕組みや比較基準を理解でき、どの会社を選べばよいかスムーズに判断できるようになります。

ソーシャルレンディングの仕組み

Fintennaより引用

ソーシャルレンディングとは、投資家から集まったお金をもとに、ソーシャルレンディング会社が「お金を借りたい企業」へ融資する仕組みです

借り手から返済される際の「利息」が利益になります。この利益を投資家に配当するのが全体の大まかな流れです。この仕組みからソーシャルレンディングは、「融資型クラウドファンディング」「貸付型クラウドファンディング」とも呼ばれています。

1. ソーシャルレンディングを比較する際のポイント

ソーシャルレンディング会社を比較する際は、以下の点を会社ごとにチェックしましょう。
具体的に説明していきます。

ソーシャルレンディング会社を比較する際のチェックポイント
・過去の実績
・会社の特色・強み
・利回り

・運用期間

1-1. 過去の実績を確認する

ソーシャルレンディング会社を比較する際のポイントの1つ目として、まずソーシャルレンディングの過去の実績をチェックしてみましょう。ここでいう実績というのは、以下の通りです。

・取引件数
・累計募集金額
・過去に貸し倒れや支払い遅延を起こしていないかどうか
・会社の業績

取引件数・累計募集金額
たとえば、SBIソーシャルレンディングでは、最近の実績として、

・融資残高の累計:404億円
・登録完了数:54,313人

と書かれています。
SBIソーシャルレンディングより引用

取引件数や累計募集金額が多ければ、それだけ多くの高額案件を長年取引し続けているということです。会社として経験があると判断できるでしょう。

過去に貸し倒れや支払い遅延を起こしていないかどうか
過去に貸し倒れや支払い遅延を起こしたかどうか調べるには、調べたいソーシャルレンディング会社のサイトの「ファンド一覧」や「実績」から閲覧することができます。

maneoより引用

延滞やデフォルト(債務不履行)が多いと、今後も同じように延滞やデフォルトを起こす可能性があります。そのため、過去にどのくらい延滞やデフォルトを起こしているのか必ず確認しておきましょう。

1-2. 利回り

ソーシャルレンディング会社を比較する際のポイントの2つ目として、利回りが高いかどうかが挙げられます。

利回りの高さは、配当金額に直結するので、投資を行なう上で利回りの高い会社は理想的だと言えるでしょう。
ソーシャルレンディングは、定期預金や債券投資などとは違い、利回りの期待値が高いのが特徴です。
ソーシャルレンディング会社の平均的な利回りは、おおよそ5%~8%で、利回り10%のソーシャルレンディング会社ともなるとかなりの高配当が期待できるでしょう。

とはいえ、利回りとリスクは表裏一体なので、利回りだけを見て投資するのは危険です。

1章で説明する3つのポイントを確認して、安全性が高いかどうか判断しましょう。

1-3. 運用期間

ソーシャルレンディング会社を比較する際のポイントの3つ目として、運用期間を確認しましょう。

運用期間とは、事業者が投資家から集めた資金を「運用する(投資・融資する)期間」のことを指します

運用期間が短いメリット
運用期間が短い分、市場の変動によるリスクがというのがメリットです。

運用期間が短いデメリット
運用期間が短いということは市場が変動するリスクが低くても、運用期間が短い分、借り手が得られる利益も少なくなるので得られる配当金が少なくなるというデメリットもあります。

運用期間が長いメリット
運用期間が長い分、利益が大きくなるので、投資家が得られる配当金も大きくなります。

運用期間が長いデメリット
運用期間が長いと、運用期間中に市場が変動するリスクがあります。得られる配当金も変動しやすいのがデメリットです。

自分の好みによって長期か短期か選んでみるとよいでしょう。初心者の方は、まずは短期運用をおすすめします。

2. 2020年おすすめソーシャルレンディング会社5

2-1. LENDEX

LENDEX

LENDEXは、2017年に運営が開始されたソーシャルレンディング会社であり、最大の特徴は全ての案件に不動産担保を設定していることです。

これは他のソーシャルレンディング会社にはない独特の特徴で、自社基準だけでなく大手不動産会社や不動産鑑定士といった第三者の専門家に鑑定を依頼しているため、高い評価を得ている中で運用しています。

LENDEXでは、これまで貸し倒れや返済遅延が起こったことがありません。まだ比較的新しいので募集実績が少ないですが、万が一貸し倒れが起きても可能な限り資金を満額回収するような取り組みを行っています。

利回りはおよそ6%~12%
・運用期間は短くて1ヶ月程度、長い場合は36ヶ月程度

LENDEXは、比較的利回りが高く、運用期間も短期間から長期間まで様々な案件があるので柔軟に投資したい人におすすめです。

2-2. Crowd Bank

Crowd Bank

Crowd Bankは、第一種金融商品取引業事業者の日本クラウド証券が運営を行っているソーシャルレンディング会社です。

累計募集金額は約924億円以上で、ソーシャルレンディング会社の中でも3番目に高い募集金額です。

これまでに貸し倒れを起こしたことがなく、1万円と少額投資も可能なので、より多くの人が投資しやすくなっている特徴があります。

ファンドを選んで投資額を決めるだけで後は結果を待つだけというのも、ソーシャルレンディングの初心者にとっては嬉しいポイントです。

・利回りはおよそ5%~8%
・運用期間は短くて3ヶ月~4ヶ月程度、長い場合は12ヶ月~18ヶ月程度

Crowd Bankはやや高い利回りでありながら、少額投資で初心者でも投資しやすい環境になっているので、初めてソーシャルレンディングを始めたい人におすすめです。

2-3. Owners Book

Owners Book

Owners Bookは、東証マザーズの上場企業であるロードスターキャピタルが運営しているソーシャルレンディングサイトです。

元々ロードスターキャピタルは不動産専門会社であることから、取り扱っている案件は全て不動産関係となっているのが特徴です。

Owners Bookは不動産事業のみで利益を出しているため、ソーシャルレンディングが上手くいかなくても不動産事業で赤字分をカバーできることから、倒産しにくいので長期的投資できるでしょう。

・利回りは2%~6%
・運用期間はおおよそ3ヶ月~37ヶ月

利回りは比較的低めですが、倒産しにくいというメリットがあるので堅実な投資がしたいという人がおすすめです。

2-4. SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、SBIホールディングスに属するソーシャルレンディング会社であり、クラウドファンディングマーケットシェア2018年の実績とソーシャルレンディングサイトランキング2019年2月で堂々の1位に輝いています。

多種多様な案件が揃っており、過去に貸し倒れが起きた時も90%近くも回収するなど、万が一の時の対応力にも優れています。

・利回りは常時募集型なら2.5%~5%、随時募集型なら3%~10%
・運用期間はおおよそ4ヶ月~12ヶ月

確かな実績や経験、業績、万が一の対応力など、安心できるポイントが数多く揃っているので、大手ソーシャルレンディング会社で安心して投資がしたい人におすすめです。

2-5. funds

funds

fundsは、20191月にサービスを開始したソーシャルレンディング投資サービスです。

fundsの最大の特徴は、同社子会社の融資案件、社内の弁護士や公認会計士、社外取締役弁護士、社外取締役公認会計士の審査を通過した案件しか取り扱っていません。

取り扱っている案件も上場企業が多く、さらに1円からでも投資できるので非常に投資しやすいと言えます。

・利回りは1.6%~6%
・運用期間は11ヶ月前後

専門家による厳正な審査を通過した案件しか取り扱っていないことや、1円から投資できることから、投資初心者におすすめです。

3. ソーシャルレンディングとよく似ている不動産投資クラウドファンディング

仕組みが似ているが故に、ソーシャルレンディングと不動産投資クラウドファンディングを同じサービスと思っている、もしくは、間違えて認識している人もいると思います。

この章では、ソーシャルレンディングと不動産投資クラウドファンディングのどのような点が違うのか、説明していきます。

 

ソーシャルレンディング

不動産投資クラウドファンディング

投資対象

借り手企業

不動産会社

収益

貸付金利

賃料収入、売却益

種類

貸付型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディング

必要な許認可

第一種金融取引業
第二種金融取引業

賃金業者の登録

匿名組合契約
任意組合契約

不動産特定共同事業法

利回り

ハイリターン

ミドルリターン

融資先の情報開示

一部開示されていない

詳細な情報が開示されている

ソーシャルレンディングは、投資家から集めた資金を運営会社が借り手企業に貸付け返済されるときの利息が投資家に配当される仕組みです。 

不動産クラウドファンディングは、投資家から集めた資金で運営会社が不動産を取得し、不動産の賃貸収入や売却益が投資家に配当される仕組みです。

投資先と収益源が異なるだけで、少額から投資ができることなど根本的なメリットはソーシャルレンディングと不動産投資クラウドファンディングは同じです。

しかし、不動産投資クラウドファンディングには投資先の物件情報の詳細が開示されていたり、優先劣後スキームがあるといったメリットがあります。

優先劣後スキームとは、元本割れ対策の一つであり、もし投資家が損失を負うようなことがあっても、損失額が劣後出資額(事業者負担)を超えない限り、投資家が損をすることがないという仕組みです。

たとえば、劣後出資額(事業者負担)が総額の30%で、1億円の物件に投資家(優先出資者)が7,000万円出資して、事業者(劣後出資者)が1億円の30%である3,000万円を出資したとします。

ここで仮に、500万円の損失が出た場合、優先劣後スキームによって投資家が損失を負う前に運営事業者の3,000万円分から先に損失を負います。
その場合、事業者は500万円の損失となりますが、投資家の7,000万円は守られ、損することはありません。
ただし、優先劣後出資額の3,000万円を超えると、投資家が損をすることになるので、元本保証されているわけではない点は注意しておきましょう。

4. 2020年おすすめ不動産投資クラウドファンディングサイト

4-1. PARTNERS Funding

PARTNERS Fundingは、20201月にサービスが開始されたばかりのサービスです。

なんと利回りは8%になっています。この数字は平均利回り4~5%の不動産投資クラウドファンディングにおいて破格の利回りであり、ソーシャルレンディングに負けない配当金を獲得できるチャンスがあります。

万が一のことがあっても、優先劣後出資方式を採用しているので安心です。
出資割合は、業界最高水準の30%です。

利回りと出資割合ともに高水準のファンドです。今後が期待できるでしょう。

・利回り:8%
・劣後出資:30%
・運用期間:約3ヶ月

4-2. CREAL

CREALは、株式会社ブリッジシーキャピタルと呼ばれる会社が運営しており、物件の住所や事業内容、動画による情報公開など可能な限りの情報開示を行っているのが特徴です。

大きな不動産から小規模物件など多種多様な案件を取り扱っています。

・利回り:4%~5%
・劣後出資:10%~20%

・運用期間:おおよそ6ヶ月~24ヶ月

4-3. FANTAS funding

FANTAS fundingは、201811月にサービスを開始しました。

運営会社は不動産の専門会社で、不動産テックと呼ばれるITAIを使った偉業を行っています。投資物件の情報開示を積極的に行っており、豊富な情報から投資したい物件を慎重に選ぶことが可能です。

さらに、もし損失を負ったとしても本業で利益を出しているので倒産しにくいメリットもあるのがポイントになります。

・利回り:3%~10%
・劣後出資:20%
・運用期間:おおよそ3ヶ月~12ヶ月

4-4. Rimple

Rimpleは、東証一部上場のマンション投資会社であるプロパティエージェントが運営しています。11万円からの少額投資が可能でリアルエステートコインと言って他社のポイントをRimpleで使用できるようにしているのが大きな特徴です。

・利回り:5%前後
・劣後出資:30%
・利用期間:おおよそ6ヶ月

まとめ

ソーシャルレンディング会社で比較するポイントは、以下です。

・過去の実績
・利回り
・運用期間

過去の実績で、支払い遅延、デフォルトが起きていないか確認しましょう。また、起こしていたとしても、きちんと回収対応が出来ているか確認しましょう。

最近では、不動産投資クラウドファンディングというローリスクミドルリターンの商品があるので、こちらもあわせておすすめです。

興味のある方は、以下の関連記事を参照してみてくださいね。

コメント

業界トップの利回り・損失保証水準を実現!