
クラウドファンディングのサイトや種類が多すぎて、どう選べばいいかわからない・・・!
あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?
そこで、このサイトでは、2020年最新のクラウドファンディングのサイトを比較し、
・サイトごとの強み
・特徴
について、分かりやすい比較表つきでお伝えしていきます。
この記事を読んで、自分に合うサイト、クラウドファンディングの種類を見つけてみてください。
目次
1.クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
インターネット上で自分のやりたいことをPRし、それに賛同してくれる人から支援金という形でお金を集めます。
日本では2011年頃からクラウドファンディングのサービスがスタートし、その後様々な企業がこのサービスに参入しています。
1-1.クラウドファンディングの仕組み
クラウドファンディングは、資金調達をしたい人がインターネット上で、不特定多数の人からお金を集める仕組みです。
具体的には、資金調達したい側の人が、自分の成し遂げたい事業や夢をPRし、その想いに共感してくれる支援者を募ります。クラウドファンディングの種類によって支援者は、支援の対価として、商品や金銭でのお返しをもらうことが出来ます。
資金調達側の事業のジャンルは幅広く、新商品や新サービス、地域活性化、芸術、勉学など幅広く扱っています。
これまで何か事業などをする際、銀行や知人などから資金を集めることがほとんどでしたが、現代では、自分の想いに共感してくれた人からインターネットを通じて資金調達ができるようになりました。
1-2.クラウドファンディングでできること
クラウドファンディングは資金調達以外にも、様々なことが実現できます。
・テストマーケティング
・PR活動
・ファン作り
テストマーケティング
クラウドファンディングでは、テストマーケティングが可能です。
商品を世の中に出す前にクラウドファンディングに出すことで、客観的にニーズや世の中の反応を知り、課題発見ができ、効率的にマーケティングを行うことが出来ます。
たとえば、資金調達をした結果、目標金額まで集まらなかった場合、そのプロジェクトが魅力的ではなかったと言えます。
・支援者が集まれば、ニーズがある
・支援者が集まらなければ、ニーズがない
と判断できます。
PR活動
また、クラウドファンディングサイト上にプロジェクトを載せることで、PRと同じ役割を果たします。
プロジェクトの掲載期間中は、クラウドファンディングサイトの目立つところに表示されるため、サイトに訪れるたくさんの人たちの目に触れ、自然とPRに繋がります。
ファン作り
クラウドファンディングでは自分たちのファンと出会うことができます。
自分たちの思い描いている事業や商品、夢に共感してくれた人が支援してくれる仕組みのため、支援者が継続的にファンになってくれる可能性が高いです。
実際にクラウドファンディングサイトのプロジェクトをきっかけに、支援者とのメッセージのやりとりが継続したり、プロジェクト終了後も応援してくれたりという事例もあります。
・テストマーケティング
・PR活動
・ファン作り
資金調達以外にも、これらが同時に実現できるのがクラウドファンディングの特徴です。
1-3.クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングの種類は大きく2つに分類され、その中で6種類に分かれます。
寄付型、購入型
融資型、株式投資型、ファンド投資型、不動産投資型
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
サイトはリンク付きなので、気になったサイトがあれば実際に見てみましょう。
| 非投資型 | |
累計 | 寄付型 | 購入型 |
主な概要 | 地域貢献などのために寄付を募る | 新製品開発やカフェ開業、学費援助などのために支援を募る |
リターン | 基本的になし お礼の手紙や品がもらえる場合もあり | モノやサービスなどの特典 |
管轄 | - | 特定商取引法 |
一口金額 | 1円~ | 主に1,000円~ |
主なサイト |
| 投資型 | |||
累計 | 融資型 | 株式投資型 | ファンド投資型 | 不動産投資型 |
主な概要 | 別名:ソーシャルレンディング、貸付型 お金を借りたい企業へお金や不動産を貸付け、利息を分配する | 未公開株に投資ができる | 様々なプロジェクトに出資できる(フード、医療、まちづくりなど) | 1万円から不動産投資ができる
不動産から得られる賃料収入や売却益を分配する |
リターン | 金銭 | 金銭 | 金銭 | 金銭 |
管轄 | 貸金業法 第二種金融商品取引業 | 第二種金融商品取引業 | 第二種金融商品取引業 | 不動産特定共同事業法 |
一口金額 | 1万円~ | 10万円~ ※投資上限額50万円 | 数万円~ | 1万円~ |
主なサイト |
まず、非投資型クラウドファンディングから説明していきます。
寄付型クラウドファンディング
支援者に金銭的なリターンではなく、ボランティアなどの社会貢献を目的としたプロジェクトに寄付を行うクラウドファンディングです。
プロジェクトの種類によりますが、お礼の品や手紙がもらえることもあります。
購入型クラウドファンディング
もっとも広く知られているクラウドファンディングです。
寄付型とは異なり、支援者に金銭以外のモノやサービスという形でリターンが与えられることが特徴でもあります。
次に、投資型クラウドファンディングについて説明していきます。
融資型クラウドファンディング
支援者からお金を集め、その資金を大口化して起案者に融資(貸付)する仕組みです。
寄付型や購入型の非投資型とは異なり、融資であることから支援者に対する利息など金銭的なリターンがあります。
株式投資型クラウドファンディング
会社として株式を発行し、その株式を支援者(投資家)に買ってもらうことで資金調達をする仕組みです。
投資家にとっては、未上場企業の株を購入でき、仮に上場できれば大きなリターンをもたらす可能性があります。
ただし、会社が潰れてしまったりすると、出資した金額は全て戻って来ないので、ハイリスク・ハイリターンと言えます。
資金に余裕があり、会社を応援したい投資家に向いています。
ファンド投資型クラウドファンディング
ファンドに投資(出資)を行い、投資した事業が事前に定めたスキームに従い売上と利益を上げることで、大きなリターンが発生します。
社会的な課題解決のためのプロジェクトも多いため、社会貢献をしたい人に向いています。
融資型との違いは、金銭以外にもモノやサービスでのリターンがある点です。
不動産投資型クラウドファンディング
支援者から資金調達を行い、その資金で不動産を取得・運営し、不動産から得られた賃料収入や売却益による収益を支援者に分配する仕組みです。
似たようなサービスに融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)がありますが、大きな違いは、特定の不動産に投資を行っていることです。
→お金・不動産を企業に貸付、返済利息が投資家に配当される
不動産投資クラウドファンディング
→不動産に投資し、不動産から得た賃料収入・売却益が投資家に配当される
不動産投資型クラウドファンディングは、特定の不動産を取得・運営し、投資家にどの不動産なのかを詳細な情報を開示しています。
不動産投資型クラウドファンディングは、実際の不動産投資に近い感覚で投資できるという特徴があります。
2.クラウドファンディングサイトを比較する際の基準
クラウドファンディングのサイトは2020年現在、50種類以上存在します。
ここでは非投資型と投資型に分けて、クラウドファンディングのサイトを選ぶ基準を確認していきましょう。
2-1.【非投資型】クラウドファンディングを比較する際の基準
非投資型である、寄付型と購入型のクラウドファンディングのサイトを選ぶ基準について、起案者側と支援者側で見ていきます。
2-1-1.起案者側:認知度があるサイト
起案者側がクラウドファンディングのサイトを選ぶ基準は、
・認知度があるサイト
・資金調達が成功しているサイトの大きく2つです。
寄付型、購入型はクラウドファンディングの中でも、最もベーシックなタイプです。
そのため認知度があるサイトや資金調達の成功例が多いサイトは、それだけ多くの支援者が利用しているサイトであるといえます。
多くの人から利用されているサイトであることは、目標金額に到達できる可能性が高まるといえるでしょう。
2-1-2.支援者側:案件が豊富なサイト
一方、支援者側にとっては、案件が豊富なサイトであることが望ましいでしょう。
クラウドファンディングのサイトは、ある分野に特化したサイトも存在します。
もちろん特定分野の支援をしたいと考えているのであれば、そのようなサイトを利用することも一つの戦略です。
特に案件を決めておらず、まずは支援したい案件を探したいと考えているのであれば、案件が豊富に用意されているサイトの方が選択肢が増えるといえるでしょう。
2-2.【投資型】クラウドファンディングを比較する際の基準
続いて投資型のクラウドファンディングを比較する際の基準を見ていきましょう。
投資型は寄付型や購入型と異なり、案件を細かく分析していく必要があります。
2-2-1.運営会社のHPを確認する
・ファンドの実績を確認する
・運営会社の業績を確認する
投資型のクラウドファンディングは寄付型と購入型の非投資型と異なり、ファンドでの実績や本業での実績をよく確認する必要があると言えます。
投資型のクラウドファンディングの運営会社のHPには、これまでのファンドの実績などが細かく記載されています。
投資型である以上、不確定な将来に対して資金を提供することから、過去の実績などで案件の良し悪しを判断することになります。
まずはどのような案件を揃え、その実績がどれくらいのリターンをもたらしたかしっかり確認しましょう。
2-2-2.リスクへの対策がとられているか
・投資先や融資先の評判を確認する
・リスクを減らすための対策がとられているかどうか確認する
投資型のクラウドファンディングは、寄付型や購入型に比べリスクが高いといえ、リスクに対する対策がしっかりとられているかが重要なポイントといえます。
投資型のクラウドファンディングで扱われている案件は、取引所に上場していないことから、上場会社と異なり有価証券報告書を公表していません。また配当や利息が支払われないことや、最悪の場合は投資した会社が倒産してしまうこともあります。
そのため投資先や融資先の評判、事業内容などについて事細かに記載されており、それらのリスクを減らすための工夫が施されているサイトを選ぶといいでしょう。
たとえば、不動産投資型クラウドファンディングでは、元本割れ対策である「優先劣後構造」を採用しています。
運営事業者も投資家とともにファンドへ出資することにより、万が一損失が発生しても、まず先に、運営事業者のお金から損失した分が支払われるという仕組みです。
このような対策がとられているため、不動産投資型クラウドファンディングは他の投資型クラウドファンディングに比べて、安全性が高いと言えます。
投資型クラウドファンディングを利用する際は、リスク対策がされているかどうかチェックしてください。
2-2-3.デフォルトや支払い遅延が起きていないか
・過去の実績で、貸し倒れや支払い遅延が起きていないか確認する
投資型クラウドファンディングを行う上で最も避けたいことは、デフォルト(貸し倒れ)や支払遅延です。
そのような案件が少ないサイトを選ぶことは、失敗しないための重要なポイントと言えるでしょう。
3.寄付型クラウドファンディングサイト
それでは寄付型クラウドファンディングサイトで、おすすめの3サイトを紹介していきます。
3-1.Ready for Charity
起案者側の資金を寄付として受け取りたい、支援者側の税制優遇を受けたいというニーズから寄付型クラウドファンディングサービス「Ready for Charity」のサービスがリリースされました。
運営会社であるREADY FORは、日本で初めてクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始しています。
そのREADY FORが寄付型クラウドファンディングに特化したサービスが「Ready for Charity」です。
Ready for Charityはサイト自体のPR活動が活発であるため、ここで多くのファンを獲得できれば大きな宣伝効果を発揮できるといえるでしょう。
3-2.Good Morning
クラウドファンディングサイトの中でも認知度の高い「CAMPFIRE」が、寄付型クラウドファンディングに特化したサービスです。
コンセプトは社会課題と向き合い、課題解決に取り組んでいる人に特化し、「誰もが社会変革の担い手になれる舞台をつくる」ことです。
一人の個人や一つの支援団体の支援にとどまらず、社会に向けた発信や連帯の基盤となるコミュニティ作り、新たな社会制度を支援することを大切にしています。
またプロジェクトの作成・公開は無料で、1プロジェクト1担当者制でプロジェクト応募前の相談から達成に向けたサポートをしてくれることも特徴です。
3-3.エフバイジー
エフバイジーは地域の取組みを知り、ふるさと納税ができるクラウドファンディング型・ふるさと納税のプラットフォームです。
特徴はふるさと納税の使い道を踏まえ、寄付先を選ぶことができる点です。
多くの場合、ふるさと納税の納税先は気に入った返礼品をもらえる自治体を選ぶことが考えられるでしょう。
しかしエフバイジーでは、集めた寄付金を何に使い、どんな未来を描いているのかをしっかりと紹介し、まちのビジョンやミッションを理解した上で共感した事業に、寄付することを大切にしています。
自治体の取組みに特化した、まちのクラウドファンディングといえるでしょう。
4.購入型クラウドファンディングサイト
購入型クラウドファンディングのおすすめサイトは以下の3つです。
4-1.READY FOR
READY FORは2011年に日本初のクラウドファンディングとしてスタートし、これまでに1万件以上のプロジェクトが誕生し、100億円以上の資金が集まっています。
1つのプロジェクトごとに「キュレーター」と呼ばれる担当者がつき、マンツーマンでプロジェクトのサポートを行ってくれます。キュレーターは高いレベルでの情報収集や、分析能力を備えており、採用率も1.6%の難関を突破した優れた人材です。
またクラウドファンディングを行う上での手数料が安いことも特徴です。
一般的なクラウドファンディングの手数料は20%ほどですが、READY FORでは12%となっています。
4-2.Makuake
サイバーエージェントが運営するMakuakeは、飲食や映画製作の分野に強みを持ったクラウドファンディングです。
サイバーエージェントが広告などのコンテンツを活用した発信力があるため、そのノウハウを活用し、PRに強みがあるクラウドファンディングといえます。
クラウドファンディングは資金調達と同じくらい、PRも大切な要素であるため、そこに強みがあることは大きなアドバンテージとなることでしょう。
4-3.CAMPFIRE
CAMPFIREはこれまで33,000件以上のプロジェクトが立ち上がり、2,320,000人以上の人から204億円以上の資金を集めたクラウドファンディングです。
購入型クラウドファンディングの案件を多く扱っており、サポートも手厚いことが特徴です。
サポートに関しては、プロジェクトの立て方や資料作成の方法、PR活動について細かく対応してもらえます。
ジャンルや規模を問わず、多くの案件を扱っているCAMPFIREは、クラウドファンディング初心者ならチェックしておきたいサイトの一つでしょう。
5.融資型クラウドファンディングサイト
融資型クラウドファンディングのおすすめサイトは以下の3つです。
5-1.CROWD CREDIT
CROWD CREDITは新興国の高利回り案件に特化した、融資型クラウドファンディングです。
2019年12月末時点で、累計出資額250億円を突破しました。
また1万円から投資ができ、1つのファンドの中に多くの資金需要者がいるため、しっかりとリスク分散ができるのも特徴です。
起案するというよりも、少しでも多くのリターンを望む投資家の方向けのサービスといるでしょう。
5-2.Crowd Bank
不動産や太陽光、水力発電などに強みを持ち、2020年4月現在で応募総額915億円、実質利回り6.99%を誇る融資型クラウドファンディングです。
融資対象は不動産が多いため、安定して収益を得ることができるのも特徴です。
また1万円から少額で投資ができ、運用中に関しては手間もかかりません。
ただし一部の案件については、融資先の情報公開がされていないものもあるため、投資する際にはよく理解して案件を選びましょう。
5-3.LENDEX
不動産の購入や、リフォームなどの運転資金の案件を多く扱う融資型クラウドファンディングです。
特徴としては案件の大部分に担保を設定し、徹底的なリスクヘッジを行っています。
また1年以内の短期案件が中心で、基本的に毎月利息が分配される仕組みです。
ただし2017年にサービスが開始されているため、実績や成功例が少ないのがデメリットといえます。
6.ファンド投資型クラウドファンディングサイト
ファンド投資型クラウドファンディングのおすすめサイトは以下の3つです。
6-1.Sony Bank GATE
ソニー銀行が運営するSony Bank GATEは、支援者の応援と共感をコンセプトにしたファンド投資型クラウドファンディングです。
ネット銀行の強みを活かし、支援者側には手数料無料で利用でき、ファンドの種類によっては特典も用意されています。
ネット銀行としてのネット金融プラットフォームの運営実績と、プラットフォーム構築のノウハウを活用して、国内銀行として初めてクラウドファンディングに参入しました。
投資対象はソニーの得意分野となる、ハードウェアやエンタメ、家電などの案件が多く扱われています。
6-2.finan=sence.
finance(ファイナンス)と感性(sense)を掛け合わせ、資金調達と商品開発やブランディングなどのデザインという2つの方面から事業者をサポートしています。
扱う案件は日本酒やスイーツ、ホテルなどの宿泊施設などです。
最近では、早稲田大学ラグビー部の選手強化のための費用を扱った案件で話題となりました。
6-3.KAiKA
KAiKAは、山口県を中心に広島・福岡の若者や女性をはじめとする地域を活性化するビジネスの創出や新商品の開発・新店舗展開を支援するクラウドファンディングです。
投資対象は、地域の将来性のある事業への投資で、事業の成功で得られた収益が投資家にリターンとして還元される他、投資した口数に応じて特典サービスも付帯している案件が多いです。
また入出金手数料については、山口銀行と北九州銀行、もみじ銀行の場合は、振込手数料が無料となっています。
山口県を中心に、西日本の企業に特化して支援していきたい方にとっては、有益なサイトであるといえるでしょう。
7.株式投資型クラウドファンディング
株式投資型クラウドファンディングのおすすめサイトは以下の3つです。
7-1.FUNDINNO
株式投資型クラウドファンディングの中で国内取引量No.1であるFUNDINNOは、非上場企業に直接投資を行い、IPOでエグジットして大きなリターンを得るクラウドファンディングです。
投資家は1口10万円から始められ、会社との距離感が近いことも特徴です。
また事業者側のメリットとして、資金調達を終えた後でも、事業を応援する「ファン投資家」として商品を購入してくれたり、取引先を紹介してくれたりと、手厚いサポートも受けられます。
また債務超過の状態でも、資金調達ができるように財務面でのサポートも手厚いことも特徴です。
7-2.GEMSEE Equity
GEMSEE EquityはSBIグループが運営する株式投資型のクラウドファンディングサイトです。
SBIグループの強みを生かし、ベンチャー企業支援や提携先、取引先を含めた広い範囲でのシナジー効果を期待することができます。
またSBIグループの情報発信力を活用し、製品やサービスの認知度を上げることもできるでしょう。SBIグループの中核を担うSBI証券は、IPOの幹事の実績も多く、ベンチャー支援に対するノウハウはとても豊富です。
ビジネスモデルや技術よりも、起業家自身に対する評価を重視することが多いため、人柄や経歴、事業に対する想いを固めることができれば、資金調達がしやすくなるといえます。
7-3.Unicorn
投資銀行や証券出身のIPOのプロが集う、株式投資型のクラウドファンディングとして、2019年4月にサービスがスタートしました。
投資銀行や証券出身のIPOのプロが多く在籍しているため、他社に比べネットワークや情報力、目利き力に特に強みを持っています。
また場合によっては、投資した金額に応じて企業から株主優待を受け取れる案件があることも特徴です。
Unicornの扱う企業の特徴として、「社会の課題を解決する可能性を有する企業」、「最先端技術で社会を豊かにする企業」に対する支援を掲げています。
AIやブロックチェーン、IoT関連の企業が多いことが多くなる傾向にあるといえます。
8.不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングのおすすめサイトは以下の3つです。
8-1.PARTNERS Funding
スマホで完結し、1万円から始めるクリアな不動産投資をコンセプトに、不動産投資に特化したクラウドファンディングのサービスを展開しています。
2019年12月から参入したばかりの会社ですが、高利回り案件が多く、既にネットでも話題になっています。2020年にはもっと人気がでてくるサイトかも知れません。
PARTNERS Fundingは、不動産会社である株式会社パートナーズが運営するクラウドファンディングです。不動産投資型クラウドファンディングの平均利回りは4%前後ほどですが、PARTNERS Fundingの利回りは8%と高水準で、不動産会社ならではのノウハウを活用し、高利回り案件を数多く扱います。
不動産投資型のクラウドファンディングで、少額から高利回りを狙うにはPARTNERS Fundingはチェックしておきたいサイトの一つです。
8-2.Rimple
Rimpleは東証一部上場企業の不動産会社、プロパティエージェントが運営する不動産投資型のクラウドファンディングサイトです。
Rimpleではリアルエステートコインというコインを利用し、1コイン=1円で不動産に投資を行います。
1口1万円から投資することも可能で、不動産投資に興味があるけど、高額で手が出せない方でも手軽に投資することができます。
また東証一部上場企業が運営母体であることから、案件に対する信頼性や安全性も高いことも特徴です。
8-3.CREAL
CREALは累計調達額40億円を突破し、1万円から投資が可能な不動産投資型クラウドファンディングです。
CREALの投資対象は、ホテルや住居などが中心で、平均利回りが4%前後の案件が多いです。
案件の透明性を大事にしており、情報量の多さは他社サイトと比較しても、一歩リードしています。
手数料に関しては入金時と出金時に必要ですが、投資に関しては一切かかりません。
まとめ
クラウドファンディングは最近になり、益々盛り上がりを見せています。
そのためサイトも数多く誕生していますが、どのクラウドファンディングを利用するかは、起案者側と投資家側にとってもとても重要なポイントとなります。
まずは様々なジャンルのクラウドファンディングでも、それぞれどのような特徴があるのか、またデメリットは何かを明確にしていきましょう。
コメント